がんの可能性があるかないか?
[2019.08.21]
最近がんのスクリーニング(ふるい分け)方法で、いろいろなものが報告されています。
麻薬探知犬のようにイヌの嗅覚を用いて、がん患者さんの尿をかぎ分けて探す方法もあります。
線虫という体長1mmほどの寄生虫のような虫の、イヌより鋭いといわれる嗅覚を利用してがん患者さんの尿を見分ける方法もあります。
イヌや線虫を用いる方法はもう少し先の話ですが、唾液の中のある物質(がんから産生されるもの)が多いかどうかで、がんの疑いが高いか否かを調べる方法が実用化されています。
このほかにも、血液を用いてがんから産生される物質を測定する検査や、がんがあると生じる遺伝子の異常を調べる検査もあります。
残念ながら、これらすべての検査は新しい方法のため健康保険診療は適用されません。検査料は検査を受けられる方の全額負担となります。
痛い検査は嫌だけどがんでないかは心配といわれる方は、検討してみても良いでしょう。
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