北陸初!
[2021.03.10]
このたび、大腸内視鏡の診断支援システム(いわゆるAIの活用)を導入することとしました。
富士フィルムメディカル社製としては、なんと大病院も含めて北陸初の導入とのことです。
近年消化器内視鏡は、さらに進歩しています。胃カメラでは、粘膜の色の変化を敏感に検出して、胃がんの検出率を上げられるようになりました(当院でも導入済み)。
また大腸カメラでは、医師の目2つで見ていた画面を、AIの技術を駆使して何十人、何百人の目で見ることが出来るようになりました。これが診断支援システムです。
もちろん専門医の目で見ているので、コンピュータと同様に診断は出来ますが、いわゆる死角や見にくい場所もコンピュータが見張ってくれているのです。
最近の自動車も、アイサイト®やセーフティサポート®といったカメラを使って危険を察知してくれるようになり、自動車事故ゼロの社会を目指しています。
自動車の技術に負けないように、胃カメラや大腸カメラも、がんを見逃さないような技術の進歩が進んでいるのです。