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これからの新しいカメラ

[2019.11.25]

神戸で行われた日本消化器関連学会週間という、消化器を扱う学会合同の大きな学会に行って来ました。

新しいカメラ(といっても、当院で使っているものですが)が良いというお話しが、結構ありました。

最近は、食道がんを見つけるためには普通の天然光で見るのではなく、光の色を加工して茶色から黒っぽく見える状態で検査をするのが、当たり前となっています。

一方、胃がんや大腸がんの発見には、これまで普通の天然光で観察してきました。そして細かく見る場合に食道と同様に光を変化させていました。

しかし、いよいよ胃がんや大腸がんの発見にも、光の色を加工してラベンダー色からオレンジ色で見える状態で状態で検査するのが当然となってきているのです。最初から最後まで、これまで皆さんがテレビなどで見たことのあるような肌色からピンク色の画面ではなく、ラベンダー色やオレンジ色に見える画面で検査を行うのです。

胃カメラや大腸カメラのテレビ画面の色が、これから大きく変化をします。ちょっとどぎつい色になりますが、胃がんや大腸がんを見逃さないためには大変有効な方法なのです。

ラベンダー色とオレンジ色のカメラでお願いします… これが現在の新しいカメラです。

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